wedding wrapping

今回の式のテーマは映画アバウト・タイムでした。

 

主人公ティム・レイク

彼は気になる女性には積極的になれないが普通の優しい青年。

彼は両親と妹キット・カット、おじさんのデズモンドと暮らしていました。

21歳のある日、彼は父親から一家に生まれた男たちには

時空の旅ができる能力を持っていると知らされます。

冗談ではないと言い張る父親を信じ驚きながらも

ティムは好きな人を探すためその能力を使うようになります。

そんな能力をもった青年の物語。

 

    この映画の主人公のように時空の旅ができても

 『私たち夫婦はまた同じ日に戻ってくるでしょう。』

 これは新郎新婦の言葉です。

 この言葉に今までの人生の全てが詰まっていて、とても深く胸の奥にジーンと伝わるものがありました。

 

 今回のラッピングでは全体的に極力色を使うのをやめました。

 それは打ち合わせをする中で、新郎新婦のお話を聞いていて、あたたかいなぁと何度も感じました。

 パートナー、友人、そして家族というかけがえのない人たちへの愛をたくさん・・

 そのあたたかさを表現するため色を使わないという選択肢に至りました。

 

 バケットに付けているのはチェコのチケットです。

 引出物の内容やデザインは全て一緒だけれど、新郎新婦のゲストの方々への思いはどれも特別で

 どれ一つとして同じものではありませんよね。

 そのことをほんの少しでも表現できたらと思い、チケットのナンバーは全て違うものにしました。

 

 ドライフラワーはポワプランツという麦の一種で、このグリーンの色合いが

 今回のお式の雰囲気にも合っていると思い選びました。

 

 引出物の内容は、高円寺にあるしげくに屋ベーカリーさんのパンと、

 ジャム作家である村上博信さんが手がける無添加のフレーバージャムでした。

 しげくに屋ベーカリーさんのパンは以前からファンでよく食べていましたし、

 村上博信さんのジャムは今回初めて試食させていただいたのですがとっても美味しくて、

 なんて素敵な組み合わせなんだろうと、心おどる引出物の内容に私のテンションも上がりました。

 

 お式当日は、夜中からパンを焼いていただき、早朝会場入りしラッピングしました。

 大好きなパンの匂いに包まれ、囲まれながらするラッピングの時間はとても楽しく幸せでした。

 

 美味しいパンとジャム、そしてコーヒー、そんなあたたかな食卓の風景が浮かぶように仕上げました。

 

 次の日の朝、式の余韻に浸りながら、家族のあたたかさを感じ、

 幸せな気持ちになっていただけたらなぁという思いで・・・